2024.12.23【鍵の選び方】ロッカーの種類と鍵を徹底解説します!
ジョー・プリンスでは、ロッカー向けに、鍵やダイヤル錠等をご提案してきました。
ロッカーと言っても、学校のロッカー、更衣室のロッカー、貴重品管理のロッカー等、多種多様な場所にあります。
今回は、ロッカーの種類と使用用途に合う鍵をご紹介いたします。
■ロッカーの材質
ロッカーの材質は主に3種類あります。
■スチール製
鋼板で製造されるロッカーです。耐久性が高く、低コストで製造できるため、ロッカーの中でもデザインの種類が多く、選びやすさがあります。
例:ジム、更衣室などのロッカー、学校の下駄箱、保管庫等…
■木製
木材で製造されるロッカーです。重量があり、木目の温かみや高級感を感じさせます。
例:会員制ジム、温泉、医療関係などのロッカー…
■プラスチック製
プラスチックで製造されるロッカーです。軽く、錆びません。水回りや湿気の高い場所に最適です。
例:ジム、レジャー施設、プールなどのロッカー…
ジョー・プリンス竹下の鍵は、材質によって、取り付けできる鍵が異なります。
まずは、鍵の種類を見てみましょう。
■ロッカーの鍵の種類
■シリンダー錠
鍵で施錠と解錠を行います。直感的に操作できるため、汎用性が高い錠です。木製には扉厚に対応したシリンダー錠を使用し、ブラケットを併用することで、取り付けできます。
■ダイヤル錠
3桁または4桁の暗証番号で施錠と解錠を行います。鍵を管理する必要がありません。
主にスチール製に対応している錠が多く、裏板を併用することで、木製にも取り付けできます。
もし、暗証番号が分からなくなった場合には非常解錠キーで解錠できるダイヤル錠もあります。
■電子錠
暗証番号、電子キーで施錠、解錠を行います。電子式で、オートロック機能を持たせたい場合に使用されます。
主に木製やスチール製に取り付けできます。
■南京錠
南京錠で施錠と解錠します。シリンダー錠タイプとダイヤル式タイプがあります。
価格が安く、ホームセンター等で手に入りやすい鍵です。真鍮製が一般的に普及しており、錆びにくいステンレス製の南京錠もあります。
本体とシャックルという形で基本的には構成されており、シャックルの径(φ)が使用場所に対応しているか確認が必要です。
ロッカーと鍵の種類をご紹介してきました。では、どんな場面でロッカーが使われているのでしょうか?
今までのジョー・プリンス竹下の納入実績をもとにご紹介いたします。
■スチール製×ダイヤル錠のロッカー
中期、長期でユーザーが入れ替わる、複数人で同じロッカーを使用することが多い場所におすすめです。
例:更衣室ロッカー、貴重品ロッカー、パーソナルロッカー、メールロッカー
鍵の場合、ユーザーが変わると、セキュリティ面を考慮し、鍵の交換を行う必要があるため、管理者の負担が大きくなります。そこで、鍵ではなくダイヤル錠にすると、暗証番号を再設定するだけで管理者はすぐ対応できるようになります。鍵の管理をする必要がなく、管理者にとってメリットが多いロッカーです。
また、スチール製は種類が多く、オフィスや部屋に合うロッカーも見つけやすいのもメリットです。
■木製×電子錠のロッカー
重厚感や高級感のある場所、落ち着いた雰囲気の場所におすすめです。
例:応接室用ロッカー、会員制施設のロッカー、温浴施設のロッカー、メールロッカー、パーソナルロッカー
木の素材感を生かした空間に合わせたい、社長室には高級感を持たせたいなど、デザイン重視の空間に採用されます。
また、電子錠は、暗証番号を4桁以上で設定できるため、セキュリティが高いのが一番のメリットです。
会員や役員が使用する場所では、高いセキュリティを求められるため電子錠がよく採用されています。
■プラスチック製×ダイヤル錠のロッカー
自在に横縦に増設する予定がある場所、耐水性が求められる場所におすすめです。
例:プールのロッカー、レジャー施設のロッカー、温浴施設のロッカー
ロッカー自体が軽いため、縦へ横へと自由自在にロッカーを増やすことができます。
また、プラスチック製の錆びない材質を生かし、鍵は本体が樹脂製であるダイヤル錠が使用されます。鍵は防水仕様の製品をご使用ください。