■暗証番号でポストや宅配ボックスを管理

鍵を使用したポストの場合、管理者（マンションのオーナー等）がすべての鍵を管理する必要があります。例えば、使用者が変わったり、鍵の紛失があった場合、本体ごと鍵を交換する必要があり、対応が面倒です。

そこで、ポストや宅配ボックスには、暗証番号で施解錠する鍵を採用することが多くなっています。使用者が変わると暗証番号を変更するだけ、鍵を持ち歩く必要もないため、管理者の負担を軽減するメリットがあります。

この度、認定されたコンビネーションロックは、宅配ボックス向けに開発された製品となります。

■宅配ボックスの問題：操作方法が分からない

宅配ボックスは、マンションや戸建て住宅などで設置が広がっています。配達を待たずに好きな時間に荷物を受け取ることができる、直接対面しなくてもいいなどメリットがたくさんあります。

その反面、宅配業者とユーザーそれぞれのトラブルや悩みも増えています。

宅配業者はメーカーごとに仕様が異なるため、それぞれの操作方法を覚える必要があったり、お客様ごとに暗証番号を変える必要があるなど負担が大きいという悩みを抱えています。

ユーザー側も不在連絡票に書かかれた暗証番号が間違っていて開けられない、鍵をなくしてしまったなどの問題が発生することがあります。

■開発秘話

近年、ポストと宅配ボックスを兼ね備えた複合型ポストが増えつつあります。ポストの鍵を開発している弊社に宅配ボックスのトラブルを解決できるダイヤル錠を開発できないかとご意見を頂きました。サイズ感、色、操作感をお客様に徹底的に意見聴取し、開発した製品となっています。

また、ポストと宅配ボックスの鍵を同じデザインにしたいという要望に答え、L-345（ポスト向け）とL-353（宅配ボックス向け）とデザインが同じで機能が違うラインナップもご用意しております。