2024.03.25ハンドル、取手って?
一般的に「ハンドル」と言えば、車のハンドルが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
建築金物で「ハンドル」というと、取手やつまみ等を指します。様々な場所で使われるこのハンドルは、形も大きさも用途によって多種多様です。
今回はハンドルを使用される場所ごとにご紹介していきます!
■分析機器や工作機械に使用するハンドル
装置の蓋や器具などの開閉を行ったり、操作するためにハンドルが取り付けられます。
作業の邪魔にならないシンプルで使いやすいものが使われています。
■水処理施設に使用するハンドル
水処理施設では地面に蓋が設置されるため、引っかかったりしないよう落込取手のような表面がフラットなタイプのハンドルが多く使われています。
また、水回りのため劣化や錆びが懸念されるため、ステンレス製であることが多いです。
■設備機器に使用するハンドル
配電盤や制御盤など、電気・電子機器を搭載した設備用のハンドルがあります。
屋外では防水性や耐蝕性が求められるため、加工や塗装がされているものが多く、店舗施設では設備機器を目立たせたくないという理由で、黒色のハンドルが採用されることがあります。
■キャビネット関連に使用するハンドル
キャビネットには色々ありますが、ロッカー、引き出し、床頭台など物を収納するような箱を指します。
使用されるハンドルの特長としては、掘り込み式で出っ張りがないように設計したり、学校のロッカーでは南京錠を使用することがあるので、取手+南京錠の鍵穴といった組み合わせの製品もあります。
■建具扉に使用するハンドル
制御盤、ガス機器、点検口等の扉に取手のようなもの見たことはありませんか?
基本的に専門員が点検時のみ開閉を行うため、単純な共通キーであることが多いです。
また、廊下やエントランスなどの見える場所に設置される施設のため、意匠性を求められる場合があります。
■ガラス扉に使用するハンドル
ジョープリンスはガラス扉に取り付けるバーハンドルも多く取り扱っています。
ヒンジや戸当たりなどの金物とカラーを揃えることでトータルコーディネートも可能です。