2024.03.11省スペース!密閉性向上!アウトサイドハンドル
電気・電子機器を搭載したキャビネットは、風雨・粉塵の環境下でも、その内部を守るために密閉性の高い構造が求められます。
ハンドルだけでは、キャビネット自体の密閉性を上げることはもちろんできません。
しかし、「ハンドルの取り付ける場所」に着目すると、ハンドルにもできることがあるんです!
「アウトサイドハンドル」についてご紹介します。
■内部にそもそも侵入させない
ハンドルの隙間、扉の隙間から水や粉塵が入ることで、内部機器に支障が出るのが最大の問題でした。
このアウトサイドハンドルは、名前の通り、外側に取り付け位置を設定しているため、内部に侵入することがありません。
そもそもの侵入経路をなくすことで、防水、防塵対策が可能となります。
■内部スペースを広々使える
アウトサイドハンドルはガスケットの外側にあるため、止金の回転域を必要としません。
止金が配線ケーブルに当たってしまい、抜けてしまった
止金があるため、機器のレイアウトが制限されてしまう
こういった問題を解決します。
止金具などの干渉を考慮する必要がなく内部機器を配置できるので、キャビネット内のレイアウトの自由度が高まります。また、内部スペースを扉ギリギリまで使用できるため、コンパクトなキャビネットも実現できます。
■まず、締め込み方法は2種類
アウトサイドハンドルには、2種類の締め込み仕様があります。
①鎌形状の止金と、上下にロット棒を連結させることができる「上下連動機構」タイプ
②ハンドルの上下2箇所で扉を締め込む「2点止仕様」タイプ
■上下連動機構でさらに密閉性を上げる「多点止め」
上下連動機構のアウトサイドハンドルに、別売りの関連製品を併用し、多点止めにすることによって、防水、防塵、密閉性をより高めることができます。
※右記取付方法は一例です。他の形状の枠へも取付可能ですので、別途ご相談下さい。
■紹介製品
※標準品と準在庫品のみのご紹介です。画像をクリックすると詳細へ移動します。
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