2023.12.18配電盤、分電盤の違いって?
ジョー・プリンスは長年、配電盤・キュービクルや分電盤、制御盤の扉のハンドルや蝶番などの金物全般をご提案してきました。
「そもそも配電盤、キュービクル、分電盤ってなに?」
「各役割はなに?」
こんな疑問を分かりやすくご説明いたします。
■配電盤の役割は、変圧
「配電盤」には、高電圧で送電された電気を適切な電圧に下げて、分電盤に配る役割があります。
発電所などで電気が作られ、6600Vの高電圧が各地に送電されます。このままの電圧では各住宅、店舗では使用できません。
この送電された電気を、適切な電圧(100/220V)に変圧するのが、「配電盤」と呼ばれる設備です。
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形状としては、金属の箱に変圧や送電の機器が収納されているキュービクル型が一般的です。
学校やビル、コンビニなどの屋上や屋内に置かれることが多く、箱型で密閉されているので安全性が高い設備です。
そのため、扉に使われるハンドルや鍵は、防水性、防塵性が高い仕様が求められます。
■分電盤の役割は、分配!
「分電盤」には、配電盤で変圧された電気を、各所(照明やコンセント)に分配する役割があります。
一般住宅では、お風呂場やトイレと書かれたブレーカーのスイッチがある箱を見たことがあるかと思います。それが分電盤です。
また、工場や大型施設となると大量に電気を使用するため、据え置きの箱型のもの等サイズも大きくなり、見た目は配電盤と変わらないかもしれません。
■機器のコントロールを行う
「制御盤」には、機械や設備の制御を行う役割があります。
自動で運転させる、遠隔操作を行う等、設備機器や機械の制御を行うための装置を収納した箱が「制御盤」です。
主な使用箇所としては、ビルの空調設備、エレベーター、外灯、大型冷蔵庫、工場ライン、機械など、様々な場面で見受けられます。
■配電盤、分電盤、制御盤におすすめハンドル
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