2023.08.28【立平葺屋根】太陽光パネル取り付け金具②
前回に引き続き、太陽光モジュール(ソーラーパネル)を取り付けるための金具をご紹介しています。
折版屋根についてご紹介しましたが、金属屋根で欠かせないのがもう一つ「立平葺屋根」です。
難しい漢字ですよね。この屋根はどんな特徴があるんでしょうか?
※折板屋根についてはこちら
■「立平葺屋根」とは?
金属の板を棟から軒先に向かって、縦方向に設置する屋根のことを言います。読み方は「たてひらふきやね」。
長い板金を垂直に使い、頂点から軒まで遮るものがないため、排水性能が高く雨漏りしにくいメリットがあります。現在は工場の屋根だけでなく、戸建て向けにも人気がある屋根です。
また、立平葺屋根には、施工方法が2種類があります。
【ハゼ葺き】板の横端に折り曲げるしろ(ハゼ)を設けて、2枚の屋根板のしろ(ハゼ)を曲げて固定する方法
【嵌合(かんごう)式】板の横端がひし形になっており、2枚の屋根板のひし形部分を重ねて嵌め込んで固定する方法
■「立平葺屋根」に太陽光パネルを取り付ける
PT-920は、「立平葺屋根」用の太陽光パネル取付金具です。
PT-920本体1個の自重は329g。アルミ製のため、屋根に負担をかけません。屋根のハゼ部に本体を挟み込むだけの簡単施工です。
■太陽光パネルの取り付け方法
①付属の受金具をPT-920本体の溝に合わせて入れます。
②パネル押さえ板/PT-918(別売り)とM8キャップボルトを使用し、固定します。取り付け完了です。
※パネル押え板は別売りです。太陽光パネルの高さに合わせてお選び下さい。
※M8キャップボルトはご準備下さい。
■紹介製品
※画像をクリックすると詳細へ移動します。
太陽光パネル用金具のパンフレット配布中!WEBパンフレットで閲覧できます。