2023.08.21【ハゼ式折板屋根/重ね式折板屋根】太陽光パネル取り付け金具①
東京都の太陽光パネル設置義務化に伴い、注目度があがっている「太陽光発電」。
太陽光発電は、シリコン半導体などに光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の光エネルギーを太陽電池(半導体素子)により直接電気に変換する発電方法です。経済産業省のホームページによれば、コンビニの駐車場、施設、工場の屋根に採用されるなど、日本での導入数が増えているそうです。
ジョー・プリンス竹下では、太陽光用パネルを取り付けるための金具をご提案しています。
といっても屋根には色々種類があります。今回は折板屋根についてをご紹介!
■折板屋根とは
金属製の板を波型に折り曲げた屋根材を「折板(せっぱん)」と言います。
波型形状をしている強度の高い屋根を指し、軽量で建物への負担が少なく、耐候性があるため、非住宅建築によく採用されています。
折板屋根には、一般的に「ハゼ式折板屋根」と「重ね式折板屋根」がございます。屋根の施工方法によって、呼び方や形状が違います。
■「ハゼ式折板屋根」とは
金属板の接合部を折り曲げ、2枚の金属板をかみ合わせたハゼと呼ばれる部分がついた屋根を言います。
ハゼ式折板屋根は、屋根材の端部を専用工具で締め付け、かみ合わせ(ハゼ)を作り、屋根を作っていきます。この屋根は、屋根材に穴をあける必要がないため、防水性、施工性に優れており、工場や倉庫、駐車場などの大きい建物の屋根に採用されています。
■「ハゼ式折板屋根」に太陽光パネルを取り付ける
屋根に太陽光パネルを取り付ける際は、屋根に対応した金具で取り付ける必要があります。PT-919は、「ハゼ式折板屋根」用の太陽光パネル取付金具です。
PT-919本体は1個の自重は265g。材質がアルミ製のため、屋根に負担をかけません。屋根のハゼ部に本体を挟み込むだけの簡単施工です。
■太陽光用パネルの取り付け方法
①付属の受金具をPT-919本体の溝に合わせて入れます。
②パネル押さえ板/PT-918(別売り)とM8キャップボルトを使用し、固定します。取り付け完了です。
※パネル押え板は別売りです。太陽光パネルの高さに合わせてお選び下さい。
※M8キャップボルトはご準備下さい。
■「重ね式折板屋根」とは
折板屋根からボルトが屋根上に突き出ているのが特徴です。
重ね式折板屋根は、2枚の屋根材を重ね、ボルトで貫通させてナットで固定する屋根です。特に、強度に優れており、風の強い場所などに採用されています。
■「重ね式折板屋根」に太陽光パネルを取り付ける
PT-921は、「重ね式折板屋根」用の太陽光パネル取付金具です。
PT-921-1、PT-921-2、PT-921-3と3種類あり、山の高さが、「88mm」「150mm」「173mm」の重ね式折板屋根にそれぞれ対応しています。
また、PT-921はアルミ製のため、屋根に負担をかけません。
■屋根への取り付け方法
①屋根にφ12.5の穴をあけ、PT-909-SUS(別売り)を図のように挿し込みます。
②PT-921に付属のパッキンを上から被せます。
③PT-909-SUSのナットを取り外し、PT-921を被せます。ナットを締め込み、固定すると取付完了です。
■太陽光パネルの取り付け方法
①パネル押さえ板/PT-918(別売り)とM8キャップボルトを使用し固定します。取り付け完了です。
※パネル押え板は別売りです。太陽光パネルの高さに合わせてお選び下さい。
※M8キャップボルトはご準備下さい。
■紹介製品
※画像をクリックすると詳細へ移動します。
太陽光パネル用金具のパンフレット配布中!WEBパンフレットで閲覧できます。