2023.02.27大型扉の「たわみ」って防止できるの?
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点検口扉等で、大きい扉になると、扉の「たわみ」が発生してしまいます。
なぜたわんでしまうのか? 解決方法はあるのか!?
今回は詳しくご説明いたします。
2023年発刊の「鋼製建具用金物カタログvol.23」に掲載しております。資料請求はこちら
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■高さのある扉はたわみやすい
一般的にたわみ(撓み)とは部材が荷重を受けて、反れ曲がった形になることです。
扉の場合、高さ(H)方向の寸法がある場合や、重量がある扉などに、たわみが起きてしまうことが多いんです。
その他にも、重い扉になると、経年劣化とともに蝶番が変形し、戸先が垂れ下がってしまうこともあります。戸先の垂れ下がりについては別記事で紹介しています。こちら
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■ピボットヒンジと裏蝶番を併用してたわみ防止
通常のピボットヒンジに加えて真ん中部分に「裏蝶番」を取り付けることで、扉のたわみを防止します。板厚を厚くしたり、上下真ん中とすべて裏蝶番であればしっかりとした扉にはなりますが、コスト高が難点です。そのため、ピボットヒンジと裏蝶番を併用することで比較的コストを抑えて、たわみ対策を取ることができます。
弊社では、扉サイズがH2100㎜以上の場合に、裏蝶番の取り付けを推奨しています。
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※裏蝶番の品番の下に「B」が付く場合は自閉機能が付いた裏蝶番です。例:B-160B
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※ピボットヒンジの取付方法は、ビス止め、溶接がございます。
■紹介製品
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ご紹介いたしましたこの製品は、鋼製建具用金物カタログに掲載しております。
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