2025.01.27裏蝶番の取り付けには専⽤の裏板がオススメ!クリアランスの調整にはスペ ーサー!
ご好評頂いています裏蝶番シリーズには、別売りで「裏板」と「スペーサー」があります。製造工程や施工時のお悩みを解決するサポートパーツとなっています。各それぞれの役割や使い方をご紹介します。
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■裏板の製造には手間が掛かる
通常「枠側」への裏蝶番の取り付けは、枠にタップを切り、ネジで取り付けます。しかし、枠の板厚が薄い場合(1.6mm等)はネジの掛りが少なく保持力に影響が出るため、取り付ける事ができません。
取り付けるためには「裏板」が必要となります。この裏板を自社で制作している工場が多く、裏板を製造する工程が増えたことで、製造納期や手間がかかるという問題があります。
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通常枠の取付方法
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板厚が薄い場合の取付方法
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■枠への取り付けサポートパーツ「裏板」
バーリング加工を施した「裏板」を別途ご用意しています。※バーリング加工とは、板金に穴を空けた際、穴の周囲に立ち上がりをつける加工方法。
裏板製造の手間が軽減するだけでなく、立ち上がり部をパネルカットに嵌め込むだけなので、溶接時の位置出しも簡単です。
※枠に3-Φ6の加工が必要です
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バーリング加工
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B-160BP/裏板(100×25×t=2.3mm)
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■見込み寸法が小さい枠に対応「裏板/B-900」
従来品の「裏板/B-160BP」は横幅寸法が25mmあるため、見込み寸法が小さい枠に使用する場合、裏板が収まりません。そこで新製品「裏板/B-900」は、横幅寸法を10mmと縮めました。見込み寸法が小さい枠にも取り付けられるようになりました。
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小さい枠の場合/B-900の取付方法
■「裏板/B-900」は、B-170/B-171シリーズの枠への取り付けに最適
B-170/B-171シリーズは25~35mmの薄い扉に対応した裏蝶番で、取り付けには「B-900」が最適です。
薄い扉にすることで、枠見込みも小さくすることができ、材料のコストカットや、運搬がしやすくなるといった利点があります。
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■施工へのサポートパーツ!調整には「スペーサー」
クリアランスが合わない…扉が垂れ下がってきた…などの施工時の問題を解決する「スペーサー/B-160SP」「スペーサー/B-170SP」。
スペーサーを差し込むことで、枠と扉のクリアランス調整や扉の垂れ下がりによる高さの微調整ができます。
取付方法は、蝶番のネジを緩め、B-160SPの場合は上部から、B-170SPの場合は横から差し込みます。裏蝶番を施工した後でも差し込みしやすいよう、スペーサーの形状がU字スリットになっています。
・B-160SP対応裏蝶番:B-160/B-160B/B-160-SUS/B-160B-SUS/B-160-SG/B-160B-SG/B-160H/B-160BH/B-161/B-161B
・B-170SP対応裏蝶番:B-170/B-170B/B-171/B-171B
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■紹介製品
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